• 会員権とは
  • 会員権の種類

posted on 2016.6.30

ゴルフ会員権とは -メリット・デメリット-
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

山中 幸治

Written by
山中 幸治

 

日頃、私ども重松ゴルフはお客様と「ゴルフ会員権」のお取引をさせて頂いていますが、

そもそも「ゴルフ会員権」とはなんなのでしょうか。

ゴルフをしている方であれば一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、今回は会員権

の成り立ちや歴史、メリットやデメリット等についてお話します。

 

ゴルフ会員権とは

会員権の種類

そもそも、ゴルフ場は大きく2種類に分類されます。

1つは誰でも同条件で利用可能な「パブリック」と呼ばれるもの。そしてもう一つは会員登録をすることで様々な恩恵を受けられる「メンバーシップ制」のゴルフ場。

後者の「メンバーシップ制」のゴルフ場において、会員登録をしている事を証明するものがゴルフ会員権です。

メンバーシップ制のゴルフ場では会員登録がある方を「メンバー」、そうでない一般の方を「ビジター」と呼び、メンバーになれば様々なメリットがあります。

※メンバーのメリットについては後述します。

 

会員権を持つメリット

それでは実際に会員権を入手してメンバーになると、どのようなメリットがあるのかについてお話します。

大きく分けてゴルフ会員権には3つのメリットがあります。

 

メンバー料金でのプレー

まず1つ目は「メンバー料金でのプレー」ができるようになる事です。ゴルフ会員権を買う方の大半が、これを目的に買われているのではないでしょうか。

楽天さんやGDOさんなど、インターネット予約でビジターでも安くプレーができるようになってきた昨今ではありますが、メンバーシップ制のゴルフ場においては、常に最も安い金額となるのが「メンバー料金」です。

土日祝日でも変わらず常に一定の料金でプレーできるため、プレー頻度の高い方や、土日にプレーに行く機会が多い方ほどメリットは大きくなります。

 

クラブ競技への参加資格

2つ目は「クラブ競技への参加資格」を得られる事です。

ゴルフ場によって名称が異なるケースもありますが、月例会やクラブ選手権等、メンバーだけが参加できるゴルフ場主催のコンペ(大会)があります。

クラブ競技に参加することによって、メンバー同士での交流ができ、他のメンバーとの和が広がりますし、自身の腕試しをすることもできます。

各コンペで優勝すると、ゴルフ場内の専用のボードに名前が記載されたりもします。

腕に自信のある方はぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。

 

HC(ハンディキャップ)の取得

ゴルフ場内でおそらく一番大きな掲示板にたくさんの方のお名前が載っているのを見たことがあるのではないでしょうか?それがまさにHCの掲示板です。

メンバーの誰がHCいくつなのかが記載されており、その方のプレー技術の証明となるものです。

シングルハンディを目指して頑張るのも楽しみの1つとなるかもしれません。

 

優先予約権

4つ目は優先予約権です。ゴルフ場によって異なりますが、プレー希望の多い土日祝日等にメンバーが優先して予約できる枠を確保しているゴルフ場もございます。

コースによって確保されている時間帯や曜日等が異なりますので、詳しくは当社または直接ゴルフ場へお問い合わせ下さい。

 

その他のメリット

その他にもゴルフ場ごとに特典があります。

誕生月にプレーすることで特別価格でのプレーや食事付きのプレーができる「バースデー優待」や、メンバーの家族まで特別料金でプレーできる「家族優待」など、ゴルフ場によって内容は様々です。

 

会員権を持つデメリット

次にデメリットについてのお話です。会員権を持つことによって発生するデメリットは特にないのですが、以下の2点にお気をつけ下さい。

 

年会費を支払わなければならない

ゴルフ場に入会するとメンバーとしての権利を維持するためには、毎年年会費を支払わなければなりません。金額はゴルフ場によって様々ですが、約2万円から、高い所では10万円近いものまであります。

年会費を支払っている限り上記の特典を受けることができますが、年会費を滞納すると、場合によっては除名処分を受けることとなります。

除名された場合、会員としての権利を失うだけでなく、その証券を市場で売却したり、ゴルフ場へ償還請求(別記事へリンク)することができなくなります。

万一、会員権を使わなくなったのであれば、早めに市場で売却(会員権業者へ依頼)か、ゴルフ場へ退会手続きをするようにご注意下さい。

 

ゴルフ場の倒産リスク

次に、ゴルフ場が倒産した際のリスクについてです。

これはどこのゴルフ場ででも起こりうる事なので予測が難しい部分ではありますが、ゴルフ場が倒産し、解散となってしまった場合には、会員としてのプレーだけでなく、市場での売買もできなくなってしまいます。

また、預託金制のゴルフ場(別記事にて解説※リンク挿入)の場合であれば、ゴルフ場が倒産し、民事再生された場合に預託金額が大幅にカットされる事があります。

 

まとめ

このようにゴルフ会員権の購入にはリスクが伴いますが、それを上回るほどの様々なメリットがあります。同じゴルフ場の会員権を持つ者同士で仲良くなれば、ゴルフライフは今までより格段に楽しくなるでしょう。

ゴルフ会員権に興味が湧いた方は、ぜひご検討されて見てはいかがでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

この記事を書いた人

山中 幸治

Written by

山中 幸治

業界では年齢的にも若いほう(ご年配の方が多いので)ですが入社して20数年の経験がございます。
お取引したお客様から「山中さんに頼んで良かったよ」と言ってもらえるよう常にお客様のニーズに答えられる営業マンでありたいと思っています。
ゴルフの腕前は、一生固定のハンディではないかというくらい中々成長しません。

このライターが最近書いた記事はこちら

2021.3.26

初心者プレイヤー必見 グリーンフォークの使い方

コラム

2020.11.13

今、気になるドライバー❕

コラム

2020.10.15

誰もが知っている道具の選択基準  2選

コラム