- コラム
posted on 2018.4.6
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こんにちは。春になりゴルフをするには最高のシーズンになりました。
練習やラウンドなど、気持ちよくゴルフができているでしょうか?
今回の記事は、タイトルの通り「飛び」がウリのボールを徹底比較しております。
メーカー各社が研究を重ねて「少しでも遠くに飛ぶ」ボールを作っています。
そんな中、今市場にあるボールの中で、本当に飛ぶボールはどれなのかを検証します。
対象商品と検証方法
今回の比較対象のボールラインナップは以下の通りです。
◯ | D1 | (本間ゴルフ) |
◯ | 飛衛門 | (tobiemon) |
◯ | 飛匠 | (WORKS) |
◯ | X | (SLIXON) |
◯ | スーパーストレート | (BRIDGESTONE) |
◯ | VELOCITY | (Titleist) |
どのボールも、飛びの良さを売りにしている商品であり、実績もしっかりしています。
この6種類のボールを試打して比較していきます。
検証方法
私たち重松ゴルフの山中、塚本の2名と、当社のスタッフであるHの3名で実際に試打します。
今回は当社の運営するハミングバードゴルフガーデンにて実施してきました。
こちらの練習場には、おそらく九州初だと思いますが「フライトスコープ」という機材があります。
フライトスコープは実際の打球をカメラで捉えて、飛距離や回転数をバッチリ計測してくれます。
こんな感じの機材で、iPadと同じくらいのサイズ感の小さな機械です。
ですが、小さいながらもハイスペック!
打った打球のデータを
こんな感じで、接続したTVモニタに映してくれます。
キャリー、ラン、ミート率、回転数や回転軸の角度、クラブのフェース角なんかもバッチリです。
プロのインストラクターでもないと把握しきれない程の多数のデータを読み取ってくれます。
このフライトスコープを使って、打者3人がボール1種類につき3回ずつ試打します。
そのデータを集計して、ボールごとの比較を行うのが今回の企画です。
まずは検証データの全体を公開
ということで、早速ですが打球の全データを公開します。
一つ一つのボールについての結果は単体記事として順次公開していきますのでお待ち下さい。
6球種54打球の全データ
今回の分析では、飛距離をベースとして、①ヘッドスピード②ボール初速③スピン量に注目してみました。
ゴルフ歴の長い山中と塚本は、多少のバラツキはあるものの、安定した数値で打てている事がわかります。
その中でボールの飛距離に差が出ているため、ボールの性能による影響も見られるかと思います。
対して、まだゴルフ歴の浅いスタッフHは、フォームがまだまだ一定でないため、打球のバラツキが
非常に大きい結果となっています。
全体をみると一般的に言われる通り回転数3,000程度でミート率(ボール初速/ヘッドスピード)が高いほど飛距離が出ています。
グラフ右半分の山中・塚本の打球データのエリアの青点と赤点の位置関係はほぼ一定であり、実際のデータとしてもミート率は1.5前後となっています。
ですので、その分しっかりと飛距離も出ています。
ミート率はスイングスピードのエネルギーをどれだけ効率よくボールに伝えたかを示す指標です。
スイングスピードを上げて、芯でボールを捉えればその分遠くまで飛ぶということですね。
長尺のクラブでヘッドスピードを上げるか、短くてもミート率を高めていくかのバランスがクラブの側面から見た飛距離の秘訣といえます。
そして、そんなクラブの技術と同じくらい大切で飛距離に影響を与えるのがボールです。
ボールには【スピン系】と【ディスタンス系】と呼ばれる2系統があり、一般的にディスタンス系が飛距離を出しやすいものとなっています。
なら飛距離を出すためにはディスタンス系のボールを使えばいいんだね!となりそうですが、実はそうでもありません。
ディスタンス系のボールはスピンがかかりにくいため、逆に飛ばなくなってしまう人もいるのです。
ですので、自分のスイングやヘッドスピードに合ったボールを選ぶ事がボール選びの肝となります。
そこに打感の好みやメーカーの好みなどが入ってくるので、ボールが多種多様にあるのも納得ですね。
おわりに
次回のボールごとの検証では、詳細なデータも出しながらもう少し詳しく掘り下げて行きます。
飛びがウリのボールと言っても、打感の好みなどもあると思うので、何かの参考になれば幸いです。
次の記事にもぜひご期待ください。
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お取引したお客様から「山中さんに頼んで良かったよ」と言ってもらえるよう常にお客様のニーズに答えられる営業マンでありたいと思っています。
ゴルフの腕前は、一生固定のハンディではないかというくらい中々成長しません。
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